劇団ひとりが映画クレヨンしんちゃんの脚本!素質は叔父の川島ゆぞからか?

「陰日向に咲く」、「青天の霹靂」などの小説作品やエッセイを出してきた芸人の劇団ひとりさんが劇場版クレヨンしんちゃん「クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」の脚本を担当することになりました。

くわしい内容はもちろんまだ明かされていませんが、夢の世界を中心に物語が展開していくというのは公表されています。

劇団ひとりさんのこれまでの作風というと”笑い”と”泣き”の要素が混在した作品と言えると思いますが、そこがクレヨンしんちゃんの劇場版の作風とピッタリですよね。

脚本は高橋監督とともに練り上げた共作だそうですが、これから楽しみですね。

劇団ひとりの文才は叔父から受け継いだもの?

冒頭でも述べたように劇団ひとりさんは文筆業でも成功をおさめていますが、なんと叔父にあたる川島ゆぞさんも作家なのです。

正確に言うと医学博士と作家の二足のわらじなのですが、そんなところも劇団ひとりさんと同じですよね。

川島ゆぞ作品

もともと医学博士であることから、その作品は医学・薬学をテーマにしたものが多いですが、ジャンルで言うとSFです。

これまで『笑う受精卵』『暗殺童話』『タイムましん』『アメリカから来た赤ん坊』などの作品を発表している。

ゆぞ氏は眉村卓、小松左京、筒井康隆、光瀬龍など日本SFの大御所が携わっていた同人誌「宇宙塵(うちゅうじん)」の初期の頃から関係していた人物ということで、筋金入りのSF好きのようです。

SF好きでまだ読んだことのない方は要チェックですよ!

マルチな活躍を見せるお笑い芸人たち

今では若手のお笑い芸人が映画監督をやったり、小説を書いたりといったマルチな活躍を見せるようになってきていますが、劇団ひとりさんはその走りと言ってもいいのではないでしょうか?

お笑い芸人の作品ということで話題になり売れる本も多いですが、なかには正直言ってイマイチな内容のものもあります。

そんななか劇団ひとりさんはかなり高い文章力と物語の構成力を持っているのではないかと個人的には思います。

今回のクレヨンしんちゃん劇場版も笑えて泣ける作品になりそうですね!