人の名前、仕事で使う道具の場所、資格勉強の内容、テレビのリモコンの在処など日常には覚えておかないといけないことが沢山ある。
でも、すぐ忘れちゃうという忘れん坊なあなたに朗報です。ボクと一緒に”覚えられる人間”になりましょう!
記憶定着法その1:とにかく反復
はっきり言って人間の脳は物事を忘れまくるようにできている。起きてるうちにあったことや見たことを全部記憶していたら
アタマがパンクしちゃうからだ。そうならないように脳は間隔をあけて繰り返し入ってくる情報を記憶するようにできているのだ!
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが行った実験で面白いものがある。学生たちに全く意味のない文字列を
覚えさせてどのくらいの期間その文字列を覚えているのかな?という実験なのだが、学生の大半は20分後に約42%を忘れていたという。
もう意味のない文字列なんて20分たったら半分くらい忘れてしまうのだ。
この実験からも分かるように人は1回で物事を覚えられない生き物なのだ。絶対に覚えておきたいことは1~2日程度の間隔を開けつつ
繰り返し覚えようとすることが必要なんですね。
記憶定着法その2:テキスト3回読み
本から知識を得ようというときに役に立つのがこの方法。テキスト全てを違う方法で3回読む。これだけ。
1回目は目次だけしっかり読み、内容自体は流し読みして雰囲気をつかんで気になるところだけ線を引いたりしてチェックを入れる。
2回目はチェックしたところだけを読み返して精読する感じ。3回目は本気出して覚える気で読むといった具合。
反復法の応用といった感じでしょうかね?
記憶定着法その3:エピソードを交えて記憶する
学生の頃は出来ていた丸暗記。しかし歳を重ねると丸暗記というのはなかなか出来なくなってくるものである。
そんなとき活用したいのがエピソードで覚えて、そこから記憶を引っ張ってくるという方法。思えば僕は子供の頃から
これをやっていたように思います。
例えば「TPPってなんだっけ?」というような場合、「環太平洋経済連携協定のこと」とおぼえても、なんのこっちゃワカラン
となりますが、連日のTVニュースやネット上で見た情報、特に見出しの部分から記憶をたぐり寄せて思い出したりしてみましょう。
単純に単語だけを覚えて、その内容まで思い出そうとすることは難しいですがこの方法なら思い出す取っ掛かりが作れるというわけです。
何でもかんでも忘れちゃう人、覚えなければいけないことがある人は実践してみてください。