毎回毎回読んだ本を記録するため記事を書いていましたが、1冊ごとだと記事のボリュームが少ないので、1ヶ月で読んだ本をまとめて書くようにします。
僕ごときでは本の感想なんて2,3行で終わってしまうので、書評家の人はほんとにスゴイと思います。
では2017年3月の本たちです。
古市くん、社会学を学び直しなさい!!
著:古市憲寿 光文社新書
煽り系(?)の論客として様々な番組でコメンテーターとして活躍中の社会学者・古市憲寿さんの著書
「社会学って結局どういう学問なんですかね?」ということを先輩社会学者たちに聞いて回ったインタビュー形式の本でした。
僕はまったく社会学なんて知りませんでしたが、社会学とは……結局どういうものか分かりませんでした。
社会学者でも社会学というものを一言では言い表せない様子。
鉄鍋のジャンみたいでした。「料理は勝負」「料理は魔法」「料理は心」みたいな感じで…って分かる人少ないか
みなさんそれぞれ意見というかこだわりがあるんですよね。哲学書を読んでいる気分になりました。
身体の言い分
著:内田樹 池上六朗 毎日新聞社
哲学者、内田樹(たつる)さんと、三軸修正法という整体法(?)を創始した池上六朗さんによる対談形式の本。
僕自身、整体師をやっていることもあって三軸修正法というものに興味があったので読んでみた。
三軸修正法の考え方について得るものはあったが、もっと大きな収穫はお二人の考え方そのもの。
僕の発想にない考え方のオンパレードで大変ためになった。
「なんだか生きづらいなぁ」なんて思っている人にも最適な本です。
心が自由になるような気分を味わえますよ。
モンスターズ: 現代アメリカ傑作短篇集
白水社
「モンスターが出てくる物語」という縛りで、無名の作家15人が書いた作品を集めた短編集。
エイミー・ベンダーさんも書いているけれど、この人って有名ではないのかな?
アマゾンのレビューにもあったけど「世にも奇妙な物語」や「ウルトラQ」など、不思議な物語が好きな人にはオススメです。
ゴジラとキングコングが恋人の設定の物語があったかと思えば、ゾンビが出てきたり、得体の知れない怪物を飼っている夫婦の物語など色々なアングルから楽しませてくれる。
今月読んだ本で面白かったのはこんなところ
もしオススメでもあれば教えてください。