偽札をもらっちゃった時のイチバン良い対処法とは?

1万円札がいっぱい

知らないうちに犯罪の片棒をかついでしまうことも無いとはいえない物騒な世の中です。

そんななか意外と多いのが偽札を受け取ってしまうパターン。

悪い人が偽札を使う → レジの人が知らずに受けとる → レジの人があなたにお釣りとして渡す → あなたは偽札とわからずにお釣りとして受けとる。なんて事もあるかもしれません!

じゃあもし偽札を受けとってしまった場合、どうするのが一番いいのでしょうか?

警察に相談だ

やはり一番いいのは警察に持って行くこと。1977年に偽造通貨発見届け出者に対する協力謝金制度というものが作られました。

簡単に言うと「偽札を発見した人には捜査に協力してくれたことになるので謝礼金をわたします」といことですね。

謝礼金はどれくらい?

これについては具体的な数字が決められているわけではありません。しかし、偽札と同額+αというのが有力な説です。

なぜかというと、偽札事件というのはいろいろな事件がある中でも重大な事件として取り扱われます。したがって発見した人はかなり詳細な事情聴取を受けるため長時間拘束されることが予想されます。

言い方が悪いかもしれませんが、謝礼金というのはその手間賃のようなものなんです。

偽札を持っていて捕まらないの?

結論からいうと持っているだけでは罪に問われません。

偽札だと知っていて、なおかつ使用とした場合には偽造通貨収得後知情行使罪という罪で罰せられます。

使った場合は、”その額面価格の3倍以下の罰金又は科料。ただし,2千円以下にすることはできない”とされています。意外と軽い刑だと思いませんか?

それは

偽造通貨であることを知らずに受け取った者がこれを他に転嫁することは,類型的に期待可能性が低い(強い非難ができない)から

だそうです。

偽札作りは重罪

悪いこと思いついちゃった人 それダメです

ここまでの話を見て「お札偽造して警察持っていけばカンタンにお金が手に入るじゃん!」と考えついたあなた。もちろんダメです!

通貨偽造の罪は偽札を使ったときの比ではありません。条文上では無期懲役もありますのでお金はまっとうに稼ぎましょう!