紳士服とは奥が深いモノ
自分の生活には必要ないはずなんだけどなんか憧れちゃうものってありませんか?僕の場合、それはスーツです。仕事で着る必要は全くないのだけれど、道行くサラリーマンを見ているとかっこいいなと単純に思います。
そんな中、近所のコンビニでこんな本を発見してしまいました。
いやスーツのルールってそんなにあるのか?と思わず購入してしまったわけですが、こちとら伊達にスーツに憧れているわけではありません。「王様の仕立て屋」で鍛えた知識を再確認するためにも早速チェック!
ここから下はちょいネタバレがあるので注意してください
「ふんふん、ほーほー」と眺めていったわけですが知っていること知らなかったこと、忘れていたことなどを見直すことが出来ました。大変勉強になった。ただ一点、コレは間違いなんじゃないの?というところを発見してしまいました。
ジャケットの着丈長さはどうやって決める?
この本によるとジャケットの着丈の長さは…
頭の先から地面までの長さの半分。いまはそこから1cmくらい短くすることが多い。
となっていました。いやいや頭の先から地面までの半分じゃ着丈長すぎでしょ。普通は総丈の半分くらいが標準とされています。ちなみに総丈とは、うつむいた時に首の後ろにボコっと出てくる骨(第7頚椎/バックネックポイント)から地面までの長さのことです。
コレを書いていて思ったのは、もしかして”頭の先”というのは”アゴの先”という意味なのだろうか?ということ。それならば分からなくもない。
最後の方のルールはまとめて紹介される
最初から中盤(40くらい)までは1ページないし2ページに渡ってルールが紹介されているが、後半はいくつかのルールがまとめて紹介されている。もちろんスーツには細々としたルールがあるので、1ページ割いて紹介するほどのものでないものがあるのは確かだし、紙面スペースの問題もあるだろうからコレはOKですよね。
最後のルール…
55番目のルール……それは自分の目で確かめていただきたい。ちなみにこのムックはAERAスタイルマガジンのバックナンバーの一部を抜粋し、再編集したものなのだそうだ。これから社会人になる人や転職してスーツを着るような仕事につく人、スーツってどう選んでいいのかわからない、どう着こなすんだ?という人は一度目を通しておいて損はない。