というわけで、国会図書館に寄ったついでに六本木まで歩いて見に行ってきました。
「草間彌生って点々の人だろ?」とナメきっているヤツにこそ行ってほしい良い展示だった。
さぁ、ギロッポンへ行くのだ!
最初のフロアから草間彌生節が全開
水玉のモチーフが有名なのだからしょうがない。
入り口から足を踏み入れれば、ソコにいづるはビビッドカラー。ということでメチャクチャ広い空間にメチャクチャ作品が展示されていた。
デーン!
デデーン!
こういうのを見ると、ネットで一時話題になった統合失調症患者がかいた猫の絵を思い出す。
草間さんは強迫神経症・不安神経症と診断されているようなので、当たらずとも遠からずみたいな感じ?
しかし、そういうことは抜きにして楽しんでみて。
コレお気に入り。「銀色の宇宙」という作品のようだ。
こちらもお気に入り。死の足跡。
死とは意外と陽気なものなのかもしれない。
自殺思想と戦う草間彌生らしい作品と言える。
他にも作品が沢山。
立体作品もあるよ。
食われそうでオッカナイ…これかなり大っきいんです。
この最初のフロアだけで100点近い作品が展示されていた……ように思う。
ちゃんと数えたわけではない。作品を楽しんでいたらそんな余裕はない。
写真を撮る余裕はある。写真を撮ってから楽しむのが今風の楽しみ方なのか?みんな写真を取ることに必死で作品をしっかり見ている人は少ないように思う。
巨匠・草間彌生も素人のSNSのネタである。
この次のフロアから本番
この大展示室を抜けるといよいよ草間ワールドの深淵へ突入だ。
しかし、写真は禁止だ。作品を心から楽しむのじゃ。
イスや靴、服をモチーフに使った立体作品。映像作品。NYへ単身乗り込んだ直後の作品など多数。
特に初期の作品は水玉いっさいナシの作品も多いので度肝を抜かれたらいい。
そして細かなライトの吊るされた鏡張りの通路は圧巻。上下左右を見まわして堪能しよう。
そして僕が一番驚いたのは物販ブースだ。
美術館の物販ブースが混み過ぎ
美術館のお約束。出口を出た先に待っているのはお土産・記念用の物販ブースである。
しかし、未だかつてこんなに混んでいる物販ブースは見たことがない。
歩いて通り過ぎるのも困難なほどだし、レジの列が20人~30人は並んでいた。
GWまえのプレミアムフライデーということも影響していたのかもしれないが、異様な混み具合。
天井から見下ろしたら、人の頭で水玉模様ができていて、草間作品のようになっていただろう。
しかも、うごめく水玉。おっかねえぜ。
物販スペースをスルーして見えたのはこちら。
チケットの半券を見せると水玉ステッカーシートがもらえ、それをペタペタ貼っていいのだそう。
シートには大小さまざまな色の水玉ステッカーがあるのでしっかりと貼ってきた。
というか水玉だけでなく、その外枠部分のステッカーも貼ってきた。
さあ、GW1日目の行き先は決まったのではないだろうか?
ゴロゴロしているくらいなら草間彌生に脳ミソを開発されてくればいい。