よくある頭痛としてあげられるのが、頭の周りがしめつけられるような感じで痛む”緊張性頭痛”
酷くなるのと、めまいや吐き気をともなう”偏頭痛”
一般的な頭痛というとこの2つのことで、他には自殺したくなるほどの痛みに襲われる”群発頭痛”というのもありますが、あまり一般的ではありません。
今回あらたに発見された第3の一般的な頭痛。名前を”大後頭神経痛”という。一体どんな症状が出るのでしょうか?
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えっ! さいきん耳の後ろが痛い?用心してください
この第3の頭痛である大後頭神経痛はまず耳の後ろのあたりが痛むことから始まります。
耳の後ろを触ってみるとボコっとした出っ張りがあると思います。これを乳様突起と言いますが、ここの上下を走っている大後頭神経が痛みを感じて起こるということです。
三叉神経と密接に関係しているので、眼の奥が痛くなったりする人も用心したほうが良さそうです。
そして、日によって痛むところが変わるのもこの大後頭神経痛の特徴です。
原因は何なのか?
主な原因は3つ。
姿勢の悪さ、ストレス、天候です。
PC,スマホなどをよく使う人は姿勢が悪いことも多いです。とくに猫背になったり、頭だけ前に突き出してディスプレイを覗いたりしていると良くないです!
そして、ストレス。人間関係や金銭、将来への不安など人によって様々ですが、ストレスを抱えていると頭痛だけでなく他にも支障が出てきてしまいますよね。
意外なところで天候。雨の降る日の前日になることが多く、雨が降ってしまえば収まるそうです。
この辺りは学術的根拠があるのか微妙ですが、くどうちあき脳神経外科クリニックの工藤千秋院長が言ってました。
じゃあ、どうすれば治せるの?
まず言っておきたいのは、大後頭神経痛には普通の頭痛薬は効かないということ。
市販されているバファ○ンなどの鎮痛消炎剤は意味が無いという。
病院で検査してもらい大後頭神経痛と診断されると、お医者さんからカルバマゼピン(製品名:テグレトール)というお薬が処方されるはず。
これは三叉神経痛の特効薬なのですが、さきほど書いたとおり大後頭神経は三叉神経と密接な関係があるため、大後頭神経痛にも有効とのことです。
自分でできることはないのか?
自分で頭の痛いところを5秒ほど圧迫してから離す、という手があります。何回も繰り返すと神経の興奮を抑えられるといいます。
また、湿布を貼っておくのも有効だとか。ただ、結局、こういうのは一時しのぎにしかなりません。
ほんとはならないようにするのが一番いい
原因がわかっているので、あらかじめ対処しておくのが一番いいです。
姿勢が悪い
そもそも姿勢が悪くなるのは、読書したりPCのディスプレイやスマホ・タブレットを間近で見てしまうから。
そしてそういった状態になってしまうのは視力が低いからです。
今ではJINS<など格安のメガネ店もあるし、視力回復アイテムや本なども出ています。/p>
老眼の場合は100円ショップで老眼鏡も売っています。
一番の原因が一番対策を取りやすいというのは不幸中の幸いだと思いますね。
ストレス
僕はあまりストレスを感じない方なので発散方法というのがいまいちわからないのですが
聞いた話では運動するのがイイということをよく聞きます。
あと一つ僕が知っているのがネーミング法というもので、歩いたりしているときに目に入ったものに名前をつけるだけ、というものなのですが、これをやると頭がスッカラカンになってモヤモヤと考えていたことが消えていくそうです。
ただ、注意点があって
- 目に見えた全てのものに名前をつけようとしない
- 付ける名前は見た物そのままでもイイし、意味のない単語でもイイ
- ただし1語でつける。(「猫」はいいけど「かわいい猫」などは×)
これらを守ってやっていくだけです。
天気
こればっかりはどうしようもないです!(笑)
上の2つを実践して、大後頭神経痛を起きなくさせるよう予防するしかなさそうですね。
まとめ
むかし「ゲームは1日1時間!!」なんてことを言われてましたが、今の時代「PC・スマホは1時間!!」なんて無理な話になってしまいました。
しかし対策はできるので、できることをやっていきましょう!