ピストレロのモックトゥブーツを履く前にやったプレメンテのやり方のすべて

 

靴磨きに使う道具一覧

前回、ピストレロのブーツ買ったよ~という記事を書いたときに「プレメンテの仕方の記事を書く」と書いたので今回はそれです。

はい、これがプレメンテに使った道具一覧です……と言いたいところですがボロタオルが抜けてます。

ジャーパンの切れ端がうつってますが、ホントはこれより着なくなったTシャツとかの方が良いかもしれませんね。

それではプレメンテいってみましょう。

プレメンテはほんとに大事 ピストレロ モックトゥブーツ

まずは馬毛のブラシでほこり取り

とにかくホコリや汚れを軽くでも良いので払っておかないと具合がわるいのでブラッシングします。

馬毛のブラシでホコリ取り

これをやっておかないとあとから塗るクリームが均一に伸びづらかったり何だりしちゃうのでやっておきましょう。

タンのあたりや、ソールとアッパーの間のところなどは特に書き出すようにやっておきましょう。

サフィールのレノマットリムーバー

次は初めからついているクリームを落とすためリムーバーを布にとり靴全体を拭いていきます。

画像のものはサフィール社のレノマットリムーバーというもの。

ちょっと高いけど他社のステインリムーバーより革に優しいので使っています。

レノマットリムーバーをこぼした

布に取ったらキチンと蓋を締めておきましょう。

じゃないとこんなことになりますよ↑

リムーバーで汚れとクリームが落ちた

で、これが拭き取ったあとのボロタオルの状態。

茶色がうつってますね。拭き取ったあとは革を乾かすためちょっと放っておきます。

次は革にシコタマ栄養を与えるためのクリームを塗るのですが、画像を撮り忘れてしまったようで……

一番上の画像に写っている緑の缶のやつです。コロニル社の「1909シュプリームデラックス」という製品。

以前はプレミアムディアマントという名前で売られていたのですが、なぜか名称変更に。品質は変わっていないというウワサですがどうでしょう?

とりあえず1909を靴全体に塗り込んでいきます。とくに乾いている様子だったタンにはきっちり浸透させることが重要です。

YAZAWAの靴クリーム

1909が馴染んだら次は靴クリームの登場です。

普段はM・モゥブレィのクリームを使っているんですが、Loftに行ったら見かけないクリームが売っていたので試してみたくて買っちゃいました。

YAZAWAというなんともロックンロールな雰囲気を漂わせる名前のメーカーのものです。

が、あまりよくないみたい。ノビが悪い。やっぱモゥブレィでいいやと思いました。

靴磨き終了

全体にクリームを伸ばしたら、豚毛ブラシで全体をブラッシングしさらに均等に伸ばすようにします。

そのまま5分ほど放置してから布で乾拭き。画像では暗すぎてよくわからないですが、革全体が潤った感じになりました。

これにてプレメンテ終了。

革に潤いを与え、しなやかにしておくと変な履きジワがつきにくくなることと、多少歩きやすくなると思います。

新しい革靴を買ったときはいきなり履かずにメンテナンスをしてから履くと何かといい感じです。